メニュー・ホームページを中国語を翻訳する際の注意!!

もし自分のお店に中国語のメニューやホームページの翻訳を導入したいのであれば、こちらの点に注意しなければなりません。それは中国語の文章には繁体字・簡体字という二つの文字があることです。これを間違ってしまうと、集客の伸び悩みや、翻訳文をうまく理解してもらえないということが発生しかねません。

では、繁体字・簡体字とは中国語のどのような概念なのでしょう?そして、どう使い分けたらよいのでしょうか?

 繁体字と簡体字の使い分け!!

上の画像があります。左の文字が繁体字(旧字体)です。そして右の文字が簡体字(簡略字体)です。

こちらも同じで、左の文字が繁体字(旧字体)です。そして右の文字が簡体字(簡略字体)です。

なお、上の図のように簡体字と繁体字と日本漢字で異なる漢字もありますが、上の図の「飛」や「龍」のように日本の感じと共通するものもありますね!!

簡単に説明しますと、繁体字とは旧字体で、香港・台湾で使用されている文字のことになります。一方簡体字とは、中国の他の地域で使用されている文字になります。ですので、中国語翻訳の際は簡体字・繁体字両方の表記をしてあげると、非常に親切です!!そうすれば全く問題はありません。

メニューやホームページを翻訳する際に繁体字・簡体字どちらか一方ではダメなの?

どちらか一方の翻訳になると、例えば簡体字で書かれている文章は台湾・香港の方からしたら8-9割程度は問題なく、理解できます。しかし読みにくいなあ….とは感じてしまうものです(泣 逆をいうと、繁体字で書かれている文章は中国本土の方からすれば、もっと読みにくいのです。なぜなら、複雑な感じで表記されていて、どういう意味か非常に読みずらいからです。中国本土の人からすれば、繁体字の理解度は7-8割程度の文章が理解できるでしょう。しかし、もしどちらか一方を翻訳するのであれば、やはり簡体字のほうがよいでしょう!!それはもちろん、中国本土の方が人口数が遥かに多いからです。ちなみに、翻訳会社でも中国語の翻訳を依頼すると、何も聞かずに、簡体字で翻訳を納品してくるところもありますが、それはハッキリ言ってプロフェッショナルではないとわたしは思います。繁体字の翻訳ができないのではないでしょうか?

でも、本当に繁体字と簡体字両方翻訳を準備した方がいいのかな??

答えはYesです!!特に、多くのお店では簡体字のみを用意していることろが多いです。これは台湾人・香港人の方からすれば親切ではないと言えます。台湾人・香港人の方にリピートしてもらい、新たに新規顧客も獲得するためには、繁体字もメニューに入れておくことは非常に大切といえます。ソーシャルネットワークなどやブログでシェアしてもらえる可能性が高くなります。以前一度、くら寿司で注文する機械端末が簡体字ではなく、繁体字のみになっていたのを発見したことがあります。その時には、隣の台湾人観光客の家族の方が、「わー、これ全部繁体字なんだけど、スゲー」と言って喜んでいるのを見かけたことがあります。

一旦まとめますと、簡体字は必ず用意し、できれば繁体字も用意してくださいね!!

追記)ではなぜ、簡体字と繁体字という二つの漢字が存在するの?

繁体字と簡体字が分かれてしまったのは、中国の文化大革命のの時です。もともとは中国全体では繁体字を使っていました。しかし、文化大革命で毛沢東が中国の内戦を制して、中国共産党が中国本土を統治するようになります。そこで、農民出身の毛沢東は中国の漢字(旧字体)は難しすぎる。簡略化しよう!!となり、繁体字を簡略化して、簡体字の教育を推進していきました。その間、蒋介石は台湾に逃げて、そのまま中国の昔の文化を守り続けました!!なお、その当時香港はイギリスに統治をされていましたので、そのまま繁体字は香港で使用され続けられていました。

繁体字の翻訳はTourist Invitationにお任せください!!中国語教室チャイサポアカデミーの台湾人・中国人講師陣による、信頼の翻訳です。安心して翻訳をお任せいただけますよ!!

しかも、繁体字と簡体字を一緒に納品しますが、両方やっても料金は1回分、簡体字翻訳を行い、繁体字はサービスで一緒に行います!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA